病院から特養への転職を考えている看護師は、とても多いのではないでしょうか。

夜勤がなかったり、急変があまりなく残業が少なかったりと、メリットも少なくありません。

ですが、病院から違う病院への転職経験はあっても、病院から特養への転職が初めての場合、不安を感じるものです。

まず重要なのは、夜勤があるかどうかではないでしょうか。

特養では、看護師の24時間体制の人員配置は義務づけられていません。

そのため、夜勤がない特養も多いですが、その代わりにオンコール対応が必要なケースがあります。

オンコールは、いつ呼び出されるかわかりません。

勤務が決まっている夜勤より、ストレスに感じてしまう方もいます。

働き方に魅力を感じて特養で働くことを考えたときは、夜勤とオンコールシステムを必ず確認しておきましょう。

次に、身体的介護がどの程度あるのか不安に感じることもあるはずです。

介護スタッフが足りていない特養では、場合によって排泄介助や入浴介助など、身体的介護を手伝うケースも稀にあります。

介護関係でスキルアップしたい方には良い経験ですが、初めてなら苦手意識を持つこともあるかもしれません。

思っていたよりも身体的介護が多いと、ギャップを感じてしまいかねません。

そこで介護スタッフが何人いるのか、身体的介護はどの程度あるのかなども、あらかじめ聞いておくのがベターです。

せっかくの転職で失敗しないためにも、重要な点はチェックしておきましょう。